人事労務トピックス
7.282017
ストレスチェックの具体的な進め方 (4)職場分析と職場環境の改善
ストレスチェック制度では、ストレスチェック結果に基づく集団ごとの集計・分析と職場環境の改善を図ることが努力義務とされています。
ストレスチェックの結果を職場や部署単位で集計・分析することにより、高ストレスの労働者が多い部署が明らかになります。この結果をもとに職場改善を図り、職場のストレスの低減につなげます。
ストレスチェックの実施者に、ストレスチェック結果を一定規模の集団(部、課、グループなど)ごとに集計・分析してもらい、その結果を提供してもらいます。
集団ごとに質問票の項目ごとの平均値などを求めて、比較するなどの方法で、どの集団がどういったストレスの状況なのかを調べます。集計・分析結果を踏まえて、職場環境の改善を行います。
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高橋 邦名(たかはし くにかた)
(株)高橋賃金システム研究所 代表取締役/多摩労務管理事務所 代表。
社会保険労務士。賃金体系を専門に、労務管理制度の策定から定着、人材の開発・育成という従業員を活かす『活人コンサルティング』をテーマに活動し、人事から経営を支援する。セミナー講演多数。「『社長、やりましょう!』と社員が言いだす経営」(H&I)、「CSR時代のミッションマネジメント」(泉文堂)、「人を活かせば、企業はまだ伸びる」(鳥影社)他多数。
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