退職金制度導入コンサルティング
従来の退職金制度の問題点
従来の退職金制度は「退職時の基本給×勤続年数に応じた支給率」により金額が決まる方式が一般的でした。
しかし、この制度では
・退職時の基本給が同じであれば、それまでの貢献度の違いが金額に反映されない
・基本給だけが計算の基礎となっているので、差がつきにくい
・将来、自分がいくら退職金をもらえるのかがイメージしにくい
・中途採用者に不利である
といった問題がありました。
賃金制度と同様、在籍中の貢献度を反映した退職金制度を構築することが求められています。
貢献度を反映した退職金制度にはいくつかの設計方法がありますが、代表的なものは「ポイント式退職金制度」です。各人の等級や勤続により毎年ポイントを付与し、累計ポイント数に一定の単価を掛けて算出した金額を支給するものです。大手・中堅企業で多く採用されている制度です。
ポイント式退職金制度は、各人のポイントを管理する必要があり、小規模の企業では煩雑だといった声も聞かれます。
そこで、弊社では「ポイント式退職金制度」に比べ運用が簡便な
①中退共利用確定拠出型プラン
各人の役割等級によって中退共への毎月の掛金を決める方式
※中退共(中小企業退職金共済)とは法律で定められた国の退職金積立制度
②役職加算付き勤続年数プラン
勤続年数に応じた基本退職金と役職の在籍年数に応じた役職加算とを合算して支給する方式
などの制度の導入も推奨しています。
貴社のご要望にあったプランをご提案させていただきます。