読売新聞(2009.12.23)多摩版「企業探訪」に当社が紹介されました!

読売新聞2009年12月23日(水)多摩版 「企業探訪」

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人事、給与・・・・・・・・・・・企業の相談役

高橋賃金システム研究所(八王子市)
「新しい人事制度や賃金制度を導入したい」「従業員にとって働きがいのある企業に変えたい」―。そんな企業の要請にコンサルタント業務を手がける。
高橋邦名(くにかた)社長(55)が2001年に設立した。高橋社長は、自動車関連部品メーカーで10年間にわたり、人事畑を歩んだ。「専門性が高い仕事をしたい」と、在職中に社会保険労務士試験に合格。1991年に脱サラして独立した。
当社は約100社の給与計算や保険申請を行っていたが、やがて「企業の代わりに、書類を作って役所に出すばかり。もっと、経営者の悩みも解決できるようになりたい」と思うようになった。研修会を受講したり、異業種交流会に参加したりして、コンサルタントになる知識やノウハウを身につけた。
現在は、多摩地区を中心に、IT企業やメーカーなど約200社を相手に、新しい賃金制度や給与体系を考えたり、新入社員の研修メニューを作成したりと人事をメーンに幅広いテーマで相談に応じる。
中には、3億円だった年商が、7?8年で10億円規模まで成長した企業もあるという。高橋社長は「企業が抱える問題を一つ一つ解決することで、企業は変わる。経営者や従業員が笑顔になることがうれしい」と語り、やりがいを感じているという。
休日は年に数日というが、忙しい業務の合間をぬって、セミナーの開催や本の執筆なども精力的にこなす。
今年5月に新型インフルエンザが国内で確認されたことを受けて、中小企業向けに対策をQ&A形式でまとめたガイドブックも発行し、希望する企業に無料で配布した。「社員が職場で新型インフルエンザに感染した場合、会社の責任を問われることがあるのか?」などといった事例形式で、アドバイスをしている。
高橋社長は「私たちは、中小企業の応援団。多摩地域の企業を元気にしたい」と語り、企業の悩み解決のために奔走している。

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